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2023/06/23
屋根を塗る 塗らない
エンペラーペイント事務員の菅谷です🐱こんにちは
今年の5月は涼しいなーと思っていたら、急にやってきた夏の日差し!
体には堪えますが、ソフトクリームを美味しく感じられて嬉しいです。
ふと屋根の塗装のご依頼って少ないなーと、感じた事務員なのですが、
そもそも屋根を塗る・塗らないと決めているのは何だろう、そんな疑問が湧きました。
社長に聞いてみました。すると答えは「アスベストの有無」
アスベストが使用されていれば「塗れる」強度があるから、
アスベストが使用されていなければ「塗れない」強度がないから、
つまりアスベストの有無は、強度の有無なんだと分かりました。
アスベストって確か、健康被害で使用禁止になった建材だったような・・・。
ざっくり遡ってみると、
アスベストが世界的に使用されていたのは1956年~1975年くらい。
耐久性、耐熱性、酸・アルカリに強く、電気絶縁性、しかも安価。
しかし既に知られての通り、アスベストの繊維を吸入すると、
20~40年を経て、肺がんや中皮種になってしまう健康被害が報告されている。
が、使用禁止については移行期間もあり、
実際には2004年~2006年まで使用されていた建材だった。
というわけで「屋根 塗れる・塗れない」は20年経ってる建物か、そうでないのか。
これが「ひとつの目安」とされているが分かりました。
そうだったんだ!
アスベストによる健康被害について新聞テレビで多く取り上げられたのは、
昔のように感じられ、過ぎていったことのように思っていましたが、
現在も進行形なんですね。